東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:野村 均)と東急不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大隈 郁仁)は、本年4月16日に千里津雲台A分譲住宅マンション建替組合より「千里津雲台A分譲住宅マンション建替え事業」における参加組合員に選定され、本事業に事業参画することとなりましたのでお知らせします。
今後、住民の皆様と力を合わせ、権利変換などを経て来年の着工に向け、本事業を進めてまいります。
尚、本事業は吹田市における初のマンションの建替え等の円滑化に関する法律による組合施行方式による建替え事業であるとともに、東京建物および東急不動産の関西圏での初の同法による建替え事業となります。
<これまでの経緯>
千里津雲台A分譲住宅は、日本最初の大規模ニュータウンである千里ニュータウンにおいて大阪府住宅供給公社により昭和41年に新築、分譲された団地で、約7,200㎡の敷地、4階建て5棟・96戸で構成されています。
まちの成熟と共に、竣工から50年以上の時を重ねてきましたが、近年、建物・設備の老朽化、エレベーターが設置されていない、住民の高齢化など種々の問題が生じ、建替え計画が浮上していました。
東京建物と東急不動産(以下、「当社ら」)は平成27年8月に事業協力者に選定されて以来、住民の皆様を中心に、合資会社ゼンクリエイト、株式会社IAO竹田設計とともに建替えに向けた活動(施設計画案の策定、合意形成等)を実施してきました。住民の皆様を中心とする関係者が一丸となり、様々な検討を重ねた結果、平成28年8月に建替え決議が成立しました。なお、現在では96戸の住民の皆様全員参加での事業推進となっております。
当社らはこれまで取り組んできた建替え事業の経験と知恵を活かし、千里津雲台A分譲住宅マンション建替え事業においても、長年、この地に住まわれた住民の皆様とともに、子どもから高齢者まで安心・安全に暮らせる街づくりを目指しています。
お知らせの詳細は、PDFをご覧ください。