東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:金指潔)と阪急不動産(本社:大阪市北区)は、東急大井町線「尾山台」駅徒歩10分の立地に計画中の環境配慮型マンション「ブランズ・ジオ 等々力」(所在:東京都世田谷区等々力六丁目36番2号)に、マンション共有部への電力供給を図れる太陽光発電を導入いたします。
東急不動産と阪急不動産の太陽光発電の導入は、東急不動産単独マンションで、過去に一例ありますが、太陽光発電の本格的普及が図られた2009年1月以降では、初めてとなります。
太陽光発電は、地球温暖化防止・CO2排出削減への取り組みが声高に叫ばれる中、クリーンなエネルギー、低炭素社会の実現への切り札として期待されています。「ブランズ・ジオ 等々力」では、マンションの屋上部に設置された約7kwの太陽光ソーラーパネルにより発電を行うことで、昼間の電力需要ピークを緩和し、CO2排出量を削減します。
発電された電力は、エレベーターや共用部の一部へ電力供給を行います。
さらに、太陽光発電を通じて、資源・エネルギーを供給することで、マンションに住まう一人一人が、エネルギーを創る立場であることを認識、自発的に、省エネ行動を起こす“きっかけ”になることを期待しています。
「ブランズ・ジオ 等々力」は、CO2排出削減効果の評価・表示を実施、太陽光発電や省エネ設備の導入など、さまざまなCO2排出削減のための施策を通じて、購入者の環境意識の向上と共に、低炭素社会の実現に貢献できるよう取り組んでまいります。
「ブランズ・ジオ 等々力」では、災害時の配慮として、建設地南側に位置する広場状空地に周辺住民も利用可能な、簡単な炊き出し等が行える「かまどベンチ」を設置。他にも敷地内の所定マンホールに装着して利用できる「非常用マンホールトイレ」を用意しています。さらには、「ソーラー電池使用の外構照明」を設置することで、緊急時のライフラインが利用できない場合の対策にも配慮するなど、万一の事態を想定したさまざまな取り組みが図られています。
■かまどベンチ(イメージ)
■非常用マンホールトイレ(イメージ)
首都圏、近畿圏における沿線開発にそれぞれ定評のある東急不動産と阪急不動産が、2社としては、初の共同事業として、東急沿線に「ブランズ・ジオ 等々力」を手がけます。両社の共通点は多く、田園調布をはじめとする東京の街づくりで実績を積み上げてきた東急不動産と日本における私鉄沿線開発のビジネスモデルを築き上げた阪急不動産。両社はほぼ同時期に創立され、50年以上に渡り、日本の東西において豊かな住環境の整備や、時を経て魅力を深めていく上質な住まいづくりを推進してきました。
「ブランズ・ジオ 等々力」は、2社の住宅事業にかける想いと情熱が注ぎ込まれた首都圏で初めてのマンションです。
物件地南側は、第一種低層住居専用地域として、閑静な邸宅街が広がります。将来不安が少ないうえに、 「尾山台」駅からはストレートなアプローチで、緩やかな坂を登りきった丘の上に「ブランズ・ジオ 等々力」は位置します。
約4,600m²の敷地は空地率約62%(駐車場・駐輪スペース含む)とゆとりあるスペースを備え、2,600本以上の木々を植栽。 世田谷区の基準を上回る緑化率約27%を確保してスケール感のある緑の連続性を実現しました。
昭和55年に断熱性能基準「省エネ基準」が定められ、平成4年に「新省エネ基準」、平成11年に「次世代省エネ基準」として見直し・強化が図られました。そして「ブランズ・ジオ等々力」では、住宅性能評価に基づき、温熱環境評価の最高等級である等級4を実現しています。
旧基準「昭和55年省エネ基準」より約4割少ないエネルギーで快適に暮らせます。
都民の健康と安全を確保するために、マンションの環境性能を表示する制度で、建物の長寿命化を除く、すべての項目で最高評価の三ツ星を獲得しています。
このように「ブランズ・ジオ 等々力」では、次世代省エネ基準適合、省エネ設備機器の採用、太陽光発電、緑化や通風、採光などの自然エネルギーの活用により、CO2排出量をマンション全体で年間約20%(50t)削減します。これはブナの自然林約10.7ha(等々力渓谷の面積[約1.7ha]の約6.2倍の広さに相当)が1年間に吸収するCO2量に相当します。また、年間光熱費約2万1千円の節約(戸当たり)に相当します。
※一定の想定条件による当社試算
所 在 | 東京都世田谷区等々力六丁目36番2(地番) |
交 通 | 東急大井町線「尾山台」駅から徒歩10分 |
敷地面積 | 4,624.51m² |
構造規模 | 鉄筋コンクリート造 地上10階地下1階建 |
延床面積 | 11,498.13m² ※建築確認変更等に伴い、左記面積が変更される場合があります。 |
総戸数 | 134戸 |
間取り | 2LDK~3LDK |
専有面積 | 63.31m² ~ 99.16m² |
売 主 | 東急不動産株式会社、阪急不動産株式会社 |
スケジュール | 販売開始 平成22年3月中旬予定 竣 工 平成23年1月中旬 |
施 工 | 株式会社長谷工コーポレーション |
管理会社 | 株式会社東急コミュニティー |
販売会社 | 東急リバブル株式会社、阪急不動産株式会社 |