東急不動産(株)(本社:東京都渋谷区、社長:金指 潔)を始めとする東急不動産グループは、10月18日(月)より愛知県名古屋市「名古屋国際会議場」で開催されております「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」に合わせて、会議場隣接の「名古屋白鳥公園エキスポゾーン」にて開催される「生物多様性交流フェア」に参加し、東急不動産グループの様々な環境への取り組みについて、展示物による紹介およびワークショップを開催いたします。
I.【出展企業と、展示物でご紹介している主な取り組み】
■東急不動産(株)
1.社有林の施業計画
当社では、千葉県市原市所在の社有林に「森林施業計画」を実施しており、「美しいちばの森林づくり・森林整備によるCO2吸収量認証制度」で第一号となる認定を受けました。
本制度は、森林施業計画に基いて、計画的に森林整備をし、森林が吸収するCO2量を知事が評価・認証する制度として創設されたものです。東急不動産(株)では、当該森林の計画的保全により、環境負荷の低減に取り組んでいます。
2.『BRANZ GREEN PROJECT』
より良い未来の実現に向けて、環境配慮に関する活動『BRANZ GREEN PROJECT』に取り組んでいます。
活動を通じ、お客様と一緒に取り組む植樹活動、緑化計画ガイドライン制定など、住宅事業において積極的に環境保全活動に取り組んでいます。
3.美しい海と海洋生物の保全取り組み(パラオ・パシフィック・リゾート)
2009年に開業25周年を迎えたリゾートホテル「パラオ・パシフィック・リゾート(パラオ共和国)」の開発に際しては、泥土流出により珊瑚が生息し難しかった海浜を改修し、生物豊富なビーチを再生いたしました。シャコ貝の保護活動やジュゴン保護活動への協賛など、現在も美しい海と海洋生物の保全に取り組んでおります。
■ (株)石勝エクステリア
(株)石勝エクステリア(本社:東京都世田谷区、社長:猿井良昌)の活動は、都市の希少な自然を残し多様な植生環境をつくりだすために、「連鎖植生(=豊かな自然を貴重な資源として循環させ、より活用する為の概念)」という考えに基づいています。同社では、発明特許取得済の緑化技術(「TPM工法(機械移植工法)」、「ピクニックターフ(屋上緑化)」、「アースウォール(壁面緑化)」を用いて「連鎖植生」の実現を進めています。
■ 東急ホームズ(株)
(株)東急ホームズ(本社:東京都渋谷区、社長:鈴木春仁)では、森林生態系を保全し、資源を有効利用するためフェアウッド調達を積極的に推進しています。木材調達方針を策定し、国際環境NGOである「Foe Japan」の協力により継続的な改善を行っています。
■ (株)東急リゾートサービス
(株)東急リゾートサービス(本社:東京都渋谷区、社長:有馬 修)では、運営しているリゾート施設「グランデコ(福島県)」において、野生の蝶「アサギマダラ」の観察と記録活動を、「リゾートタウン蓼科(長野県)」において、絶滅危惧種「ミヤマシロチョウ」の保護活動を行っております。
■ (株)東急スポーツオアシス
(株)東急スポーツオアシス(本社:東京都渋谷区、社長:小野寺 泰)では、「美しく青い地球のために~オアシスブループロジェクト」を実施しております。この活動では、同社と同社運営のスポーツクラブの会員の皆様の、エコ活動への協力とチャリティイベントに寄せられた募金を、地球環境保全活動を続ける団体へ寄付し、その活動を支援しています。
II.【ワークショップの実施】
東急不動産×東急ハンズ 「ワークショップ」を開催
期 間: |
10月23日(土)~24日(日) 10時から16時まで |
場 所: |
名古屋国際会議場「白鳥公園」
地下鉄名城線「西高蔵」もしくは地下鉄名港線「日比野」下車徒歩10分
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内 容: |
実施イベント(1) 「間伐材丸太切り」
実施イベント(2) 「どんぐり箸つまみ」
※ ご参加の方には、焼きゴテでお名前を入れた「間伐材コースター」をプレゼント
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東急不動産社有林(所在:千葉県市原市)の※注)間伐材を用い、(株)東急ハンズの協力の元、ご来場の方々に
無料でご参加いただけるイベントを実施いたします。間伐材について知ることで、森を守ることの意味を考えていただくことを目的としています。
注)間伐材(かんばつざい): 森林の成長過程で、密集を避け保全をする為に間引かれる木材。
捨てるのではなく、利用していくことで、同時に森林の保全も図れる。
III.【東急不動産グループのこれまでの活動】
東急不動産グループは、「環境配慮」・「社会貢献」をCSR活動の企業活動における大きな柱のひとつとして位置付けており、持続的発展が可能な社会の実現に向けた努力を企業の使命と認識し、事業活動における環境負荷の低減を心がけるとともに、さまざまなCSR活動に取り組んでまいりました。2010年は国連の定めた「国際生物多様性年」であり、生物を含めた自然環境の重要性について、改めて意識の高まる年です。当社では、この様な社会全体の問題にも向き合い、次代を見据えた新しい価値を創造し、積極的な環境配慮への取り組みを、今後も行ってまいります。
http://www.tokyu-land.co.jp/company/csr/