大阪府下最大級のモール型ショッピングセンター
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開催日時 | 平成23年4月26日(火)9:40~10:00(予定) |
場 所 | あべのキューズモール2F アーバンアベニュー |
来 賓 | 大阪市長 平松 邦夫(ひらまつ くにお) |
開催日時 | 平成23年4月26日(火)①13:00~13:20 ②13:20~13:50(予定) |
場 所 | あべのキューズモール3F スカイコート(イベント広場) |
来 賓 | ①「スマイルこいのぼり」披露式 |
同施設は、いつでも快適な環境のもとショッピングが楽しめる屋内空間(インモール)と、街並み感や季節感が感じられる外部空間(オープンモール)を複合したハイブリッド型の商業施設となっています。閉鎖的な空間となりがちな商業施設に、オープンモールを配置することにより、駅から周辺エリアに続く「街並み」を創出しています。
建物のボリュームを地上6階建て(商業ゾーンは地上4階建て)と低層に抑え、長柄堺線(あべの筋)に面した約290m続く外壁面では、ブロックごとに素材や色を変化させボリュームを分節する手法を採用することにより、街に対する圧迫感を軽減しました。また、4階レストランの外壁面をガラスで構成し、外部から店内の動きを見せることにより、内部の賑わいを街へと広げ、地域に溶け込むデザインといたしました。
同施設へは、地下鉄「天王寺」側と地下鉄「阿倍野」側から接続する2つの地下通路(※3)、地上1階、地上2階へ接続する上空通路(※4)に加え、上層階に設置した1,500台の駐車場からもアクセスでき、複数の経路からの来店が可能です。
(※3)「天王寺」側の地下通路は平成23年4月から供用開始、「阿倍野」側は平成26年3月完成予定。
(※4)上空通路は平成24年2月からの供用開始予定。
施設の建設に際しては、環境負荷の低減を目指し、様々な取り組みを行った結果、CASBEE大阪(*5)「Aラ ンク」を達成いたしました。また、下記事項を導入しない場合と比較して、合計約1,287トンのCO2削減効果(年間値)を実現いたします。
(*5)CASBEE大阪とは、建築物総合環境性能評価システムに基づき、大阪市の地域性を考慮し策定した「大阪市建築物総合環境評価指針」に基づいて行う評価システム。
建物周囲の外構部分や屋上テラス・パティオ・屋上駐車場を積極的に緑化し、都心に潤いの環境を提供すると共にCO2の吸着にも寄与しています。(地上外構部:約900m² 屋上緑化部:約2,300m² 壁面緑化:1,100m²)
蛍光灯に比べて約4割の電力消費削減が期待できるLED照明器具や照度センサー付照明器具を全体の約20%(約5,500台)に採用いたしました。
商業施設は、お客様の来場状況や、館内スタッフの勤務状況により、施設内の人員数の変化が大きく生じます。
換気量は、最大人員から決定されるため、閑散時には余分な換気を行うことになります。これを改善するため施設の運営者が館内の人員状態やCO2濃度を把握したうえで、最適な換気風量をコントロールできるようにしました。
空調設備には、冷温水を利用したシステムを導入しました。冷温水の供給温度差を大きくすることで送水量を減らし、また、水を搬送する電力の削減をいたします。
本物件の駐車場は、一般には最上階までの長いダクトを引き、排気ファンで換気を行うところを、適所に小型ファンを設置することでダクトレス化をいたました。これにより、換気に要する消費電力を大幅に削減することが可能となり、ダクトによる換気方式と比較すると、年間約89%のCO2排出量削減となります。
電力消費の少ない夜間電力を用いて製氷し、昼間にそれを解かして冷暖房等に利用するシステムを採用いたしました。
施設内防災センターにおいて、中央熱源だけでなく各入居テナントの使用エネルギーデータを1分から5分ごとの一定単位で計測可能な、大阪ガス(株)の新システム「もっとsave」を導入しました。
このデータを各テナントと施設側で共有し、適正なエネルギー使用を呼びかけることで施設全体で継続的な省エネルギー化を図っていく予定です。
所在地 | 大阪市阿倍野区阿倍野筋一丁目6番1号 | |
交 通 | JR線「天王寺」、御堂筋線「天王寺」、近鉄線「大阪阿部野橋」、 谷町線「阿倍野」「天王寺」、阪堺電車「阿倍野」「天王寺駅前」 各駅前 |
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構造規模 | 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、地下2階地上6階建 | |
総戸数 | あべのマーケットパークキューズモール | (参 考)あべのキューズタウン |
敷地面積 | - | 37,803m² |
延床面積 | - | 183,730m² |
店舗専有面積 ※バックヤード含む |
70,295m² | 78,443m² |
店舗面積 | 約60,900m² | 約69,000m² |
店舗数 | 254店舗 | 320店舗 |
売上目標 | 年商400億円 | - |
来場者想定 | - | 約1,700万人 |
駐車台数 | - | 1,500台(4階~6階、屋上) |
駐輪台数 | - | 2,019台(うち原付144台、バイク45台) |
あべのマーケットパークキューズモール出店テナントリスト(平成23年4月25日現在)(PDF:193KB)
「あべのキューズモール」の運営を行う東急不動産は、業界に先駆け昭和40年代(1960年代)から、都市型商業施設「東急プラザ」を東京渋谷、蒲田などで展開し、以来、首都圏・近畿圏を中心に全国において商業施設の開発・運営を行ってまいりました。
現在まで40年以上に亘り、事業計画の策定からテナントリーシング、開業後の管理運営にいたるまでの総合プロデュースにより、豊富な実績を築いており、地域に溶け込み、コミュニティーの中心として街の発展・成長に貢献していく「まちづくり」の想いをこめた施設作りを標榜し、その想いを、「It's Always You」というキャッチフレーズに込めて、商業施設事業を展開しております。
今後も、その街の特性や地域の皆様のニーズを理解・想像し、そこに一番ふさわしく、長く愛される商業施設づくりを大切にし、地域のニーズに合ったテナント計画、街並みと調和した建物、周辺地域と一体感のある開放的な空間、自然との共生や環境配慮への積極的取り組み、地域の歴史や風土を大切にした様々な地域貢献等、画一的な商業施設とは異なるそれぞれの地域、それぞれの場所にふさわしいショッピングセンターの開発・運営を目指してまいります。