【今回のトピック】
・J-REIT資産規模
　取得物件数が５３件、９期ぶりの物件数に

・鑑定キャップレートの変動幅
　２００９年７月調査以来、８期連続上昇幅が縮小

調査項目毎の特徴は以下の通りです

1．J-REIT資産規模

・1月～3月の取得物件数53件、売却物件数22件（前期　取得物件15件、売却物件12件）

・資産総額（取得金額ベース）8兆1,613億円

2．取得時鑑定キャップレート　　→　5.8％（前期　5.7％）

・オフィスがすべての地域で上昇

3．運用時NOI※注）利回り　　→　5.8％（前期　5.8％）

※注）NOI＝ 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益

4．鑑定キャップレートの変動幅　→平均0.2bp（ベーシスポイント）上昇

・半年間で全物件平均　0.2bp（0.002％）上昇
・鑑定キャップレートの平均は5.53％に。

「TOREIT（トゥリート）」について

東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は14回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。

http://tlc-jreit.com/

TOREIT四半期報告(第14回)ニュースリリース