【今回のトピック】
・資産総額
取得金額ベースと鑑定評価額ベースの開差が4期連続で拡大、過去最大の開差
・決算鑑定キャップレート
2009年7月調査開始以来、初めて変動幅がマイナス
一方、キャップレート(平均)は前回より上昇、過去最大値に
調査項目毎の特徴は以下の通りです
1.J-REIT資産規模
・4月~6月の取得物件数19件、売却物件数6件(前期 取得物件53件、売却物件22件)
・資産総額(取得金額ベース)8兆2,197億円
2.取得時鑑定キャップレート → 5.5%(前期 5.8%)
・共同住宅、商業施設のキャップレートが全地域で低下
3.運用時NOI※注)利回り → 5.8%(前期 5.8%)
※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益
4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均0.6bp(ベーシスポイント)低下
・半年間で全物件平均 0.6bp(0.006%)低下
・鑑定キャップレートの平均は5.66%に。
「TOREIT(トゥリート)」について
東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は15回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。
http://tlc-jreit.com/
TOREIT四半期報告(第15回)ニュースリリース