【今回のトピック】
・資産総額
前年同期(2010年10月)報告時に比べ資産規模は約4,000億拡大
・決算鑑定キャップレート
変動幅は拡大。共同住宅はすべての地域で低下。
平均キャップレートは前回よりも低下。
調査項目毎の特徴は以下の通りです
1.J-REIT資産規模
・7月~9月の取得物件数39件、売却物件数23件(前期 取得物件19件、売却物件6件)
・資産総額(取得金額ベース)8兆3,594億円
2.取得時鑑定キャップレート → 5.5%(前期 5.5%)
・オフィスは低下、商業施設は上昇。エリア別では都心5区でオフィスの取得が多く、低下。
3.運用時NOI※注)利回り → 5.8%(前期 5.8%)
※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益
4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均2.0bp(ベーシスポイント)低下
・半年間で全物件平均 2.0bp(0.002%)低下
・鑑定キャップレートの平均は5.62%に。
「TOREIT(トゥリート)」について
東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は16回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。
http://tlc-jreit.com/
TOREIT四半期報告(第16回)ニュースリリース