【今回のトピック】
・資産総額
前回発表時(2011年10月)よりも資産総額(取得金額ベース)の増額幅が拡大
・決算鑑定キャップレート
変動幅は前回よりもさらに拡大、特にオフィス・共同住宅はほぼすべての地域で低下
平均キャップレートも前回より低下
調査項目毎の特徴は以下の通りです
1.J-REIT資産規模
・10月~12月の取得物件数40件、売却物件数2件(前期 取得物件39件、売却物件23件)
・資産総額(取得金額ベース)8兆5,484億円
2.取得時鑑定キャップレート → 5.4%(前期 5.5%)
・アセットではオフィスは横ばい、共同住宅はやや上昇。取得物件は都心3区でオフィス、地方で共同住宅の取得が多い。
3.運用時NOI※注)利回り → 5.9%(前期 5.8%)
※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益
4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均5.0bp(ベーシスポイント)低下
・半年間で全物件平均 5.0bp(0.05%)低下
・鑑定キャップレートの平均は5.55%
「TOREIT(トゥリート)」について
東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報※注)をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は 17回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。
http://tlc-jreit.com/
【TOREIT四半期報告(第17回)ニュースリリース】