【今回のトピック】
・資産総額、規模
資産総額、規模ともに増加傾向が継続
2011年1月以降は毎四半期1,000億円以上のペースで増加。
・決算鑑定キャップレート
共同住宅がすべての地域で低下。変動幅は▲9.3bpとなっており、5期連続の低下。
オフィスも変動幅は▲5.0bpと4期連続で低下。
全体の変動幅は▲7.0bpと前回よりも拡大し、3期連続で低下。
調査項目毎の特徴は以下の通りです
1.J-REIT資産規模
・1月~3月の取得物件数47件、売却物件数22件(前期 取得物件40件、売却物件2件)
・資産総額(取得金額ベース)8兆6,840億円
2.取得時鑑定キャップレート → 5.6%(前期 5.4%)
・東京都18区(都心5区以外)及び地方での共同住宅の取得が多く、18区では低下、地方では上昇。
3.運用時NOI※注)利回り → 5.8%(前期 5.9%)
※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益
4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均7.0bp(ベーシスポイント)低下
・半年間で全物件平均 7.0bp(0.07%)低下。
・鑑定キャップレートの平均は5.54%に。
「TOREIT(トゥリート)」について
東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報※注)をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は 18回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。
http://tlc-jreit.com/
TOREIT四半期報告(第18回)ニュースリリース