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平成25年2月12日

J-REIT上場の全投資法人情報のデータベース
「TOREIT」四半期報告(第21回)

【今回のトピック】
・資産総額、規模

資産総額、規模ともに増加傾向が継続し、増加幅が7期連続で1,000億以上となった。
また、依然として、国内不動産への資金流入が活発になってきており、今期も2法人の 新規REITが上場した。今後も、2013年前半に上場が公表されている新規REITがあり、 J-REITを中心とする不動産投資市場は拡大傾向になっていることが伺える。

・決算鑑定キャップレート
決算が行われたすべてのアセットが低下。特に共同住宅と商業施設の変動幅が大きく、共同住宅はすべてのエリアで低下。変動幅は▲5.1bpとなっており、8期連続の低下。
商業施設もすべてのエリアで低下し、変動幅は▲2.6bpとなった。
全体の変動幅は▲3.5bpと、6期連続で低下。

調査項目毎の特徴は以下の通りです


1.J-REIT資産規模

・10月~12月の取得物件数47件、売却物件数4件(前期 取得物件43件、売却物件5件)
・資産総額(取得金額ベース)9兆2,591億円

 

2.取得時鑑定キャップレート  → 5.5%(前期 5.7%)

・アセット別では共同住宅、商業施設、倉庫の取得が多い。
・エリア別ではその他首都圏、地方が多い。
・キャップレートは、地方以外のすべてのエリアで低下。

3.運用時NOI※注)利回り  → 5.7%(前期 5.7%)

※注)NOI= 物件の収益力を表す指標。償却前税引前純収益

4.鑑定キャップレートの変動幅 →平均3.5bp(ベーシスポイント)低下

・半年間で全物件平均 3.5bp(0.035%)低下。
・鑑定キャップレートの平均は5.47%に。


「TOREIT(トゥリート)」について

東急不動産(株)では、J-REIT上場全投資法人の開示情報※注)をデータベース化した会員制のWEB版データベースシステム「TOREIT」を作成しています。
当四半期報告は、「TOREIT」のデータを用いて調査・分析し四半期毎のトピックを発表しているもので、今回の発表は 21回目になります。
「TOREIT」では、個別の情報を項目毎に抽出しカスタマイズしたり、地図へプロットして比較する事もでき、J-REIT全体の動きをつかむ事が可能です。

http://tlc-jreit.com/


pdfTOREIT四半期報告(第21回)ニュースリリース


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