ワクワクが止まらない!クリエイティブな仕掛け満載の「ハラカド」オープン!

100年に1度のシブヤ大改造

DATE 2024.04.26

  • #広域渋谷圏構想
  • #都市開発
  • #商業施設

2024年4月17日にオープンした東急プラザ原宿「ハラカド」。
これまでさまざまなカルチャーを生み出してきた原宿・神宮前エリアが持つヒストリーや、SNSを通じて誰もが発信や自分なりの表現を行う現在の時代背景を踏まえて、「多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場」をコンセプトとしています。
そんなクリエイティブなコンセプトはオープン前の企画にも。
今回、この記事ではハラカドのプロジェクトに携わった社員から、個性豊かなフロア紹介と「ハラカドを好きになってもらうために行った取り組み」をお伝えしていきます。

PROFILE

城間 剛

渋谷事業本部 渋谷運営事業部 表参道・原宿エリアG

PROFILE

大西 里菜

渋谷事業本部 タウンマネジメント部 メディアコンテンツ開発・統括G

「ハラカド」を好きになってもらうメディア企画

「ハラカド」が新たな原宿カルチャーの創造する、感度の高いヒト・モノ・コトと「出会う」「つながる」「体験する」「楽しむ」場所であることを知っていただくために、通常の開業前プロモーションとは異なり、テナントさまやお客さまと一緒に1年以上前から開業までの過程を世の中に発信すべくメディアを跨るさまざまな企画を行いました。

昨今若者の消費キーワードは「共感」とされており、どのような過程でその商品ができたのか、誰がどのような想いで創ったのかといった「完成までの過程」に共感して消費が生まれています。だからこそ、ハラカドのプロモーションでは、その「過程」の発信を大事にしています。この発信によって、お客さまと入居テナントさまとの接点が生まれ、テナントさまのファン、さらにはハラカドのファンになることを期待しています。

「ガイアの夜明け」でハラカドを特集!

4月オープンのタイミングに合わせて、経済ドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」で「ハラカド」の特集が放送されました!コロナ渦を経て、当初の計画から大きな変更を余儀なくされた「ハラカド」。従来の商業施設とは一線を画し、新たな価値作りを目指した「ハラカド」には、あえて時代と逆行するかのような「銭湯」や「雑誌アーカイブライブラリー」といったこだわりの施設のほか、入居テナント自らが施設を運営する「町内会」の活動などさまざまな仕掛けがあります。
そんなユニークなコンテンツやオープンまでの日々、開発の狙いや戦略も取り上げてもらいました。

「ガイアの夜明け」放送の詳細:https://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber4/preview_20240419.html

「ハラカド」を全館使用!有名クリエイターとタイアップしたオープニングムービー

ハラカドをイメージして、水曜日のカンパネラの詩羽が開業記念曲「四天王」やオープニングムービーを作成。
オープニングムービーはハラカド内外のクリエイターたち、入居するテナント従業員とも共創!総勢300名のスタッフやクリエイターと40時間にわたって撮影しました。
開業前のハラカドを味わえる貴重な映像に仕上がっています。ハラカド屋上のモニターや向かいのオモカドビジョンにて公開中!

個性あふれる75店舗のテナントもご紹介!

3F クリエイターズプラットフォーム

トップクリエイターとさまざまな企業や人が出会い協業し、新事業を模索する場、「ハラカド」の文化創造・発信拠点としての中心的役割を担う「クリエイタープラットフォーム」!
そこではコーヒーを楽しめるラウンジ「BABY The Coffee Brew Club」(CBC)が中心となりクリエイターの共創を促す“クリエイティブな社交場”がオープン。クリエイティブマインドを持つ人々が共創することで新しい文化を生み、世界に向けて発信していく、そんな場所を目指しています。

3階 BABY THE COFFEE BREW CLUB
3階フロア
3Fクリエイターズプラットフォームに入居するテナント

5F&6F&7F 原宿まちの食堂

多様な文化やアートを体感し、感性と出会う、食にまつわるフロアです。5F〜7F一体を「HARAJUKU KITCHEN&TERRACE」と呼び、多様な人々が集い、新しい食文化や人との出会いを生み出す新しい「原宿のまちの食堂」として、これまで原宿・神宮前エリアにはない過ごし方や体験価値を提供します。

5F、クリエイティブマインドを刺激するような内容の店舗が横丁のように軒を連ね、アートも点在!原宿・神宮前エリアに少なかった、日常的に通いたくなる飲食店や路地裏のような雰囲気のある居酒屋など、個性的で多様性のある食の要素を集積しました。

6F、芝生ゾーンと屋上テラスとがシームレスにつながり、自分らしい時間の過ごし方を提供。「神宮前の交差点でゆったりしよう」をテーマに、最先端のものが集まる神宮前だからこそ、のんびり過ごせる神宮前交差点の‟たまり場”を作ります。

7F、屋上テラスでは、神宮前交差点を見下ろせ、美しい景色と緑豊かなリラックスした雰囲気を楽しめます!

6階 HARAJUKU KITCHEN&TERRACE
7階の屋上テラス
HARAJUKU KITCHEN&TERRACE に入居するテナント

4F 可変するエンターテイメント体験

多様なカルチャーや新しいエンターテイメントを原宿らしく表現し、国籍・性別・年齢に関わらず皆がボーダレスに体験できる場所に!第一弾として、フロア全体を「ハラッパ」と題し、「自然・チルアウト」×「原宿で体験」をテーマにした企画が登場!

「NATURE CROSSING GARELLY」は 様々な人や文化が忙しく行き交う大都会と、 静かな時間が流れる大自然とが交わる、 原宿に誕生した新たな「横断歩道」です。HYTEK 社と協業し、第一弾としてパラオを題材にした没入型の体感コンテンツを提供します。

4階 ハラッパ
NATURE CROSSING GARELLY

B1&1F&2F 個性的なパートナー企業との共創

銭湯からハイブランドまで、これまでECサイトや地方で出店していたブランドがリアル店舗初出店や原宿初出店するなど、新しいチャレンジをする店舗がそろっています。個性的なラインナップで、訪れる人の感性を刺激します!

B1F、銭湯「小杉湯原宿」と湯上がりゾーン「チカイチ」では、「素のまま、そのまま」というコンセプトに共感した企業が、最も大切にしている価値や想いにどっぷり浸れる場づくりに一丸となって挑戦していきます。「チカイチ」で本質や素に出会い、商品やブランドに浸れる体験をお楽しみください。

懐かしい銭湯の富士山を眺められる「小杉湯原宿」
湯上りゾーンの「チカイチ」
個性的な店舗が多数ラインナップ

コラム
小さないきものたちに向けた「巣箱」という不動産を。

「ハラカド」がある表参道・原宿エリアは鳥たちにとって、代々木公園や明治神宮といった緑地を繋ぐ、中継地点でもあります。
東急不動産は、人の快適さが中心になりがちな都会で、その隣に様々な生き物が暮らしていることを忘れないこと、人だけではなく、鳥や他の生き物たちにとってもいい不動産会社になることを目指しています。そこで、「ハラカド」の向かい側にある「オモカド」の最上階にある「おもはらの森」に小鳥が止まり木にできるように巣箱を設置しました。これからも、東急不動産は生物多様性保全の取り組みを進めていきます。

いきもの東急不動産:https://www.tokyu-land.co.jp/ikimono/