本年度の振り返りと来年に向けて2024年

東急不動産がおもはらの森で10年以上培った生態系に関する知見と、不動産業として培った住宅開発の知見を掛け合わせてつくった「シジュウカラの邸宅」。 本年度の取り組みを振り返りながら、来年以降のシジュウカラ誘致に向けた知見をまとめました。
●巣箱の設計
シジュウカラの生活ニーズ・課題などをもとに、①木材 ②間取り 両方のアプローチから、最適な室内環境を目指した巣箱を設計。

●巣箱の設置
設計をもとに、3種類の木材と、3種類の間取りを掛け合わせた、9タイプの物件が完成。東急プラザ表参道屋上のおもはらの森にて、過去の知見も活かしながら、巣箱の場所、高さ、巣穴の向きを検証し、設置しました。

●営巣の結果
4/4に、シラカシの木に設置したスギ材のワンルームタイプ、6/5(4/4営巣のシジュウカラの巣立ち後)に、クスノキの木に設置したヒバ材の楕円タイプと、2回の営巣を確認。設置する樹種よりも、設置場所(ビルの外からやってきた鳥が入りやすい位置)の方が重要であることがわかりました。また、間取りもメゾネットへの入居は確認できず、オーソドックスな形状が好まれやすいのかもしれません。

営巣の様子はこちらです。

●報告/振り返りと来年に向けて
今年の取り組みと、2度の営巣成功の結果などをまとめて、6/10に東京都市大学北村准教授へご報告をいたしました。

来年に向けては、一定の成果のあったおもはらの森では、今年度の取り組みをある程度キープしつつ、新しい試みなどは東急不動産の他エリアの施設での実証も含めてより良い住まいづくりを模索していきます。おもはらの森に設置する巣箱に関しては、以下の方針で、来年に向けた巣箱設計を進めていきます。
基本的には、今年度入居があった種類は継続しつつ、更なる進化を図る。
木材:スギ、ヒノキは継続。+αで検討
間取り:スクエア、楕円は継続。+αで検討
巣箱:入り口をシジュウカラ用の27mmにすることでご入居いただけたが、個体差によっては窮屈な印象があったため、足場を設けることで、出入りをしやすくすることを検討
設置場所:基本は踏襲しつつも、外から入りやすい位置や向きなどを検討。

●最後に
シジュウカラの皆様、来年もご入居お待ちしています。