東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志、以下、「当社」は、秋田県能代市及び男鹿市において、来春の開業に向けて計画を進めている地域共生プロジェクト「TENOHA能代」及び「TENOHA男鹿」に関連する事業(以下「本事業」というに関し、地域の皆さまやパートナー企業の皆さまと共に施設の企画・開発を行う「みんなでつくるプロジェクト(以下、本プロジェクト」に着手することをお知らせいたします。
本事業の概要
当社は、「再生可能エネルギーの導入」を「地域の街づくり」に活かしていくための取り組みとして、秋田県能代市及び男鹿市において、地域の施設を利活用(リノベーション)し、地域交流スペースやワークスペースを創出するため、本事業を計画しています。
また、地域共生の取り組みとして本事業を推進するため2022年7月に建築・都市空間研究室(鎌田 光明研究室)を主宰として、株式会社北都銀行、株式会社工藤浩平建築設計事務所、株式会社See Visionsにてプロジェクトチームを立ち上げ、企画・開発を進めています。
本プロジェクトの概要
両施設の来春の開業に向け、地域参加型で企画・開発を行う本プロジェクトに着手いたします。本プロジェクトは、ワークショップやイベント等を通して、地域の皆さまのご意見をお伺いしながらモノづくりを進める新しい「地域共生の企画・開発モデル」として、中長期にわたり、地域の皆さまに愛着を持っていただける施設づくりを目指します。
なお、本プロジェクトは、プロジェクトチームのメンバーに加え、TENOHA能代では三菱商事洋上風力株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中俊一、TENOHA男鹿ではコスモエコパワー株式会社本社:東京都品川区、代表取締役社長:野地雅禎など、コンセプトにご賛同いただいたパートナー企業の皆さまとも協力して進めてまいります。
「TENOHA能代」本プロジェクトの概要
「TENOHA能代」における本プロジェクトでは、パートナーとして三菱商事洋上風力株式会社にご参加頂きます。地域の皆さまへ施設内外の空間づくりや地元エリアの木材を利用したものづくりに関するご意見・ご要望等をヒアリングした後、各種ワークショップ・イベントを開催する予定です。
本プロジェクト概要
みんなでつくる プロジェクト |
調査・企画 | 予定期間 | 2022年11月~2023年1月 |
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実施内容 |
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製作・設置 | 予定期間 | 2023年2月~2023年8月 | |
実施内容 |
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パートナー企業 | 会社名 | 三菱商事洋上風力株式会社 | |
本社所在 | 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 | ||
事業内容 | 洋上風力発電事業 | ||
概要 | 三菱商事及び三菱商事グループ企業が欧州で10年以上にわたり培ってきた洋上風力発電事業の開発・建設・運営の経験を活かし、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた切り札として期待される洋上風力発電事業を地域の皆さまと共に実現することで、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献して参ります。また、「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」の洋上風力発電事業では自社を含むコンソーシアムが事業者として選定されております。 |
施設概要
施設名称 | TENOHA能代 |
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所在 | 秋田県能代市常盤字堂回90番地 |
従前利用/所有者 | 小中学校/能代市 |
活用用途 | 地域交流スペース、レンタルオフィス、コワーキングスペース |
開業 | 2023年春(予定) |
「TENOHA男鹿」本プロジェクトの概要
「TENOHA男鹿」における本プロジェクトでは、パートナーとしてコスモエコパワー株式会社にご参加頂きます。男鹿駅前の良好な立地特性を生かして、地域の皆さまへ施設内外の空間づくりや観光支援に関するご意見・ご要望等をヒアリングした後、各種ワークショップ・イベントを開催する予定です。
本プロジェクト概要
みんなでつくる プロジェクト |
調査・企画 | 予定期間 | 2022年11月~2023年1月 |
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実施内容 |
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製作・設置 | 予定期間 | 2023年2月~2023年8月 | |
実施内容 |
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パートナー企業 | 会社名 | コスモエコパワー株式会社 | |
本社所在 | 東京都品川区大崎1-6-1 TOC大崎ビルディング | ||
事業内容 | 風力発電による売電事業 風力発電所のオペレーション業務及び受託業務 風力発電機械設備の保守・補修業務及び受託業務 |
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概要 | 日本初の風力発電専門企業として日本全国で風力発電事業に取り組んでいます。発電所の立地地点の選定から建設、その後の運転保守まで携わり、国内で170基以上、設備容量30万kWを超える風車の運営を行っています。発電した電気は、地域の電力会社を通じ、皆さまの生活に必要なエネルギーをお届けしています。今後も風力発電のより一層の普及拡大に向けて積極的に取り組んでまいります。 |
施設概要
施設名称 | TENOHA男鹿 |
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所在 | 秋田県男鹿市船川港船川新浜町47 |
従前利用/所有者 | 事務所/秋田海陸株式会社 |
活用用途 | 地域交流スペース、レンタルオフィス |
開業 | 2023年春(予定) |
東急不動産の再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」について
東急不動産は、「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開しています。「Re-Creating the Value(未来に、新しい価値を)」と「Edit Next Energy(次の時代を作るエネルギーを)」という2つの志を組み合わせ、2018年に誕生しました。
これまで東急不動産は、総合不動産デベロッパーとして都市再開発、宅地やリゾートなど大規模な街づくりをはじめ、多岐にわたる開発事業を行ってきました。地域・社会・環境にかかわる様々な課題とも向き合い解決策を模索する中で培われてきた経験はリエネの中でも活かされています。
東急不動産は、2016年に専任部門を設立して本格的な取り組みを開始しました。「脱炭素社会の実現」「地域との共生と相互発展」「日本のエネルギー自給率の向上」の3つの社会課題の解決を掲げ、これまでに開発中事業を含め全国88件(内:太陽光発電事7件、風力発電事業10件、バイオマス発電事業2)、定格容1,342MWの事業に携わってきました(2022年10月末現在)。
今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューション提供を図ってまいります。
長期ビジョン「GROUP VISION 2030」で目指す、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは、2021年に長期ビジョンを発表しました。「WE ARE GREEN」をスローガンに、誰もが自分らしく、いきいきと輝ける未来を実現し、価値を創造し続ける企業グループをめざします。
また、今年5月には長期ビジョンに基づき「中期経営計画2025」を策定、「環境経営」「DX」を通じた独自性のある価値創出を図ってまいります。
貢献するSDGs
東急不動産ホールディングス
「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス
「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/