What'sTENOHA?
TENOHA(テノハ)は、「手のひら」と「葉」を掛け合わせた造語です。
施設を大きな木、新しいライフスタイルを沢山の葉として、つくりだす手と手が重なり合う葉のように広がり、新しい時代に向けて人やモノ・サービスが育っていく場所であることを表しています。
地域の皆さまと手と手をたずさえて、沢山の葉を増やし、更に大きな木へと成長していく場を目指しています。
2024年9月現在、全国に6か所の「TENOHA」を展開。
都市と地方で、様々な事業を通じ、持続可能な地域共生の取り組みを行っています。
TENOHAを拠点とし、当社の取組みを地域の皆さまにも知って頂き、再生可能エネルギー事業等当社の事業が導入されると、地域それぞれの課題解決や活性化にも貢献できることを実感頂けるよう努めています。
また各施設では、東急不動産ホールディングスの環境・サステナビリティへの取り組みについても発信しており、建物は地域の既存施設の利活用や環境配慮型建築を基本としています。
今後は各拠点での地域共生活動や環境・サステナブル体感イベントのほか、TENOHA共同イベント等相互連携を行うことで、地域間のつながりも創出していきます。
地域課題解決に向けたTENOHAの取り組み (例)
- 地域の賑わい創出
農作物の地産地消 - 産官学連携
- 実証実験や 学びの場
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農業
再生可能エネルギー
✕ -
都市
サーキュラーエコノミー
✕ - 森林資源の循環
WhyTENOHA?
地域の皆さまと手と手をたずさえて成長していく場を目指すTENOHA。
なぜ、今、地域共生なのか? そこに込められた東急不動産の想いと本気度、そして誕生秘話を「TENOHAの父」東急不動産西田役員と気鋭の若手社員のクロストークでお届けします。
How'sTENOHA?
TENOHAがある地域の皆さまからのご感想などを集めました。
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まちづくりの拠点
として活用させていただいており、
町としてもともに歩んで
いく気持ちで応援して
いきたいと思っております。松前町 町長
若佐 智弘 様
TENOHA松前風力発電の円滑な推進と地域振興をともに進める協定を締結し、「風を活かしたまちづくり」、また「RE100まつまえ」(再エネの地発地消)実現のパートナーとして、TENOHAをまちづくりの拠点に活用頂いています。
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地域の人たちから、
かつて小学校だった時のような
活気が戻ってきたとの声や、学
び舎が活用されていて嬉しい、
初めて常盤に来たが楽しい
との声がありました。能代市役所商工労働課 課長補佐
堀口 誠 様
TENOHA能代・男鹿地域の大切な資産を地域のみなさまとともに育てる。そんな地域共生の発想のもと、再生可能エネルギーなどの新たな産業の導入を地域のにぎわいに繋げる活動を行っています。
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茅野の地元企業として、
地域資源を
最大限活用された施設が
新たに誕生したことを
嬉しく思います。株式会社ヤソ 代表取締役
石橋 鉄志 様
TENOHA蓼科東急リゾートタウン蓼科の森から生まれた間伐材を外構や内装、家具など施設のあらゆる場所で活用。間伐によるもりの保全の大切さ、自然の奥深さを楽しく実感できる地域交流の場に生まれ変わらせています。
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ああいった施設が我が市にもあれば、
再エネと地域が
win-winの関係で共生する
未来的なビジョンが描けるだろうなと思います。春日部市役所 環境担当部長
前原 ゆい子 様
TENOHA東松山農業と太陽光発電を両立させる「営農型太陽光発電」の実証実験を行い、再生可能エネルギーの可能性を広げるとともに、後継者不足が深刻な農業を活性化する取り組みを行っています。
TENOHA松前
町に根差し、全ての人が自由に使えるスペースとして、バス待合所やラウンジ、コワーキングスペースなどが併設されており、ひと・テーマ・まちをつなぐ拠点として「まちの駅」の認定を受けました。訪れるすべての方の憩いの場所、松前の魅力を伝える場所を目指しています。
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松前町 町長若佐 智弘 様
Q:松前町と東急不動産及びTENOHAの関係について教え下さい
松前町と東急不動産は、パートナーとして風力発電の円滑な推進と地域振興をともに進める協定を締結し、「風を活かしたまちづくり」、また「RE100まつまえ」(再エネの地発地消)の実現に向け、ともに協力しながら進めております。松前町では、TENOHAを観光物産協会と就職サポートセンターのサテライト拠点や町民との交流の場、各種会議など、まちづくりの拠点として活用させていただいており、「まちの駅」として、町内外の人と人との交流が促進されることにも期待しています。
自社の事務所を松前町に設置いただき、パートナーとしての絆がより強固になったことを感じました。さらに、バス待合所やコワーキングスペースを設置いただき、地域共生の拠点として活用させていただけることが非常にうれしく、町としてもともに歩んでいく気持ちで応援していきたいと思っております。
Q:地元の皆さまの声、またこれからのTENOHAに期待することなど
松前町の新たな顔として、また「まちの駅」として大人の利用はもちろんですが、小学生を中心とした子供の利用も想定より多く、幅広い方々に向けての地域の拠点として根付きつつあると感じております。
大人から子供まで町民に広く愛される場として、また観光や交流の拠点として、手と手が重なり合う葉のように広がり、新しい時代に向けて人やモノ・サービスが育っていくという「TENOHA」に込められた想いを体現する場となり、新たな松前の顔として成長を続けてほしいです。
TENOHA能代
惜しまれながら廃校となった旧常盤小・中学校の思い出はそのままに、木造校舎をリノベーション。地域の方々が自由に使える「みんなのリビング」と、レンタルオフィス/シェアオフィスに生まれ変わりました。地域の思い出と愛着の詰まったこの場所を、次世代につなぐ新たな地域の学びの場として、再びまちに開いていきます。
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能代市役所商工労働課
課長補佐堀口 誠 様Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
常盤小・中学校は、木材をふんだんに活用した温もりのある校舎で、地域の子供たちの学びや地域コミュニティの場として親しまれておりましたが、2020年に惜しまれながら閉校いたしました。この廃校となった旧常盤小中学校を東急不動産株式会社のプロジェクトとして活用してもらえるよう、大家として賃貸及び建物管理を行っています。また、地域の活性化やサテライトオフィス誘致の観点から連携してイベント等を行っております。
地域交流スペース「みんなのリビング」や産業支援スペース「レンタルオフィス/シェアオフィス」を民間主体で運営している取組であり、地域の活性化に大きく寄与する事業だと感じました。また、学校だった頃の良さを生かしリノベーションされていて、居心地のよい空間であると感じました。加えて、イベント等も定期的に実施しており、コミュニティの広がりを感じました。
Q:TENOHAの利用状況および今後に期待することなど
みんなのリビングやレンタルオフィス/シェアオフィスの活用が増えてきており、常盤地域ではもちろんのこと、能代市の中でも重要な施設になってきていると感じています。また、本年5月に連携して実施した「TENOHA学園祭」では大変多くの来場があり、地域の人たちから、かつて小学校だった時のような活気が戻ってきたとの声や、学び舎が活用されていて嬉しい、初めて常盤に来たが楽しいとの声を聞いています。
立地的に広域にアクセスが可能な場所なので、地域の交流拠点としての広がりに加え、外から来る方にも広く活用していただき、能代の新たなシンボルとなることを期待しています。また市の産業振興や交流の促進など地域活性化に資するものでありますので、今後も東急不動産株式会社と連携して取組をすすめていきたいと考えております。
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ジーアイトレース
株式会社 取締役熊谷 淳 様Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
秋田県能代市を「もっとクリエイティブが身近になる街にしたい」を目的とし、2024年4月1日、能代市官民連携コンソーシアムを立ち上げスタートしました。地域の少子高齢化、過疎化などが問題視されている中、新型コロナウイルスの影響によって、地域間における人の流れが途絶え、リモートワーク化が進みました。都市に住まなくとも、「各地域での新しい働き方があるのではないか」ということを考える人が増えた。 自然が溢れる環境で仕事ができる。そんなところは地方にしかない。ただのオフィスではなく、新たな発信の場としてTENOHA能代を拠点として展開していこうと考えたのが出発です。
能代市役所より、旧常盤小・中学校の木造校舎をリノベーションした、オフィスがあると聞きました。「えっ、企業のオフィスが学校の校舎?」と初めは思いました。しかし、私たちの目的の中に「IT拠点」「人材育成」の場を作ろうと構想があったので、「学ぶ」の観点からいくと学校の場は最適な場所と思いました。周囲は田園風景、自然の中で新たなクリエイティブな場に出来るか、不安もありましたが、「田園風景から新しい形を生む場」としては今までにない可能性があり、ワクワクもしました。この場は地方にしかない魅力です。
Q:TENOHAの利用状況や今後に向けての想いなど
地元には旧常盤小・中学校を卒業した方々も周囲に住んでおり、子どもを連れ、みんなのリビングを活用したり、地元を離れた方が帰省した際、訪れたりしています。地元の方々からは集まれる場としてさまざまなイベントをしたり、周囲には農家さんも多く、「学校給食の復活」をし、振る舞いをしたいとの声も上がっています。ただ、能代市全体の認知度が低く、現在能代市役所と連携し、「もっとTENOHAを知ってもらう」周知方法を検討しています。 各地域にあるTENOHA連携もしたいと考えています。
TENOHA男鹿
TENOHA男鹿は、秋田海陸株式会社の船川営業所を活用。この場所を知るそれぞれの思い出はそのままにリノベーションし、地域の方々が自由に使える「みんなのリビング/みんなのテラス」とワークスペースに生まれ変わった、 “すべての人に開かれた場所”です。居住地や職業、年齢を越えた人々の出会いを生み、日常の暮らしと地域の文化や産業などが同居する、男鹿に新たなにぎわいを生み出す起点として活用されています。
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男鹿市
観光文化スポーツ部
男鹿まるごと売込課 主査渡部 繁基 様Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
男鹿まるごと売込課では、商工業の振興、企業誘致、次世代エネルギーに関することなどを担当しております。
私は企業誘致を担当しており、当市へ進出を検討している企業様への紹介等を行っております。
これまでの当市には、空き物件はあったもののすぐに操業開始できる施設はなかったため、市外の企業様に対して、当市に進出いただくためのきっかけとなる非常に強いコンテンツができたと喜びました。
また、利用促進のみならず、地域活性化に取り組んでいきたいという東急不動産様の熱い想いがあり、連携していきたいと感じたところです。Q:TENOHAの利用状況および今後に期待することなど
レンタルオフィスの稼働率が高いことから、ニーズを拾い上げているものと感じています。
「みんなのリビング/みんなのテラス」の環境が、通信・備品・絵本の用意などで充実しており、県外の方がリモートワークを行ったり、学校帰りのお子様が利用されるなど、市にとって欠かせない施設となっております。TENOHA男鹿が所在している船川地区においては、今後、洋上風力関連産業の発展、ビジネスホテル等複数の宿泊施設の開業等で、産業の振興、交流人口の増加が期待されております。そのような地域の発展に対して、市と連携して一緒に盛り上げていただきたいです。
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株式会社
See Visions TENOHA男鹿
運営担当今村 安里 様Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
TENOHA男鹿の現場管理・運営等を行っております。日頃の現場管理に加え、地域の方や利用者さんとこの場所を繋ぐような役割が主な仕事かなと思っております。
元々の秋田海陸株式会社様の歴史ある建物が、地域の新しい公民館のような、まちの人に開いた空間になることにとても感動したのを覚えています。大事に使われてきた建物や家具などの趣そのままに歴史を受け継ぎながら、新しく変わっていくこの男鹿(船川)というまちにぴったりの取り組みだなと感じていました。
Q:TENOHAの利用状況や今後に向けての想いなど
やはり利用者の方は、まずはじめに建物の素晴らしさについてご感想をいただくことが多いです。
このTENOHA男鹿がオープンして、地域のご年配の方から、「昔ここで親が働いていて、小さい頃に連れられた時以来に見ることができた。こんなに当時のまま残っているのを、こうして自由に誰もが入って使える場所になるなんて」と声をいただいたことが印象的です。地域の記憶を持つ建物の力は大きいなと思います。日常的な利用については、日中は大人のワークスペースに、夕方には近所の子どもたちが集まって宿題をしたり遊んだりという風景が多いです。他には地元の主婦の方の企画でフリーマーケット開催や、地元の中学生の成果発表会の場に、と様々にご利用いただいております。建物の雰囲気の良さから、ぜひここで企画をしたいとの声が多く、この建物が「TENOHA男鹿」として開けた場所になったことで新しい地域の居場所になっているのだなと感じています。
TENOHAがあることで地域にできることが増えていくと良いなと思っております。現に、学区の遠い子どもたちが集まる場所になっていたり、様々な年代の方が同じ空間に滞在するような場所になったりしているのは、これまでの男鹿になかったことだと思います。積極的に地域の方に利用していただける場所になるように、私たちもこの男鹿のまちの人とともにTENOHAを育んでいきたいと思っています。
TENOHA蓼科
TENOHA蓼科は、東急リゾートタウン蓼科の森から生まれた間伐材を外構や内装、家具など施設のあらゆる場所で活用。のみならず、間伐材を利用したワークショップ等、訪れる方に森に親しむ体験をご提供します。また、別荘のオーナー様や観光客の方々はもちろん、地域のみなさまが自由に訪れ、集い、寄り添い、憩い、学べる地域共生の場所として開放されています。
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株式会社ヤソ
代表取締役石橋 鉄志 様Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
リニューアルにあたりプロジェクトマネジメント、TENOHAの内装設計を担当させていただきました。
また、カラマツを使った商品企画、製造をおこなっていたり、テナントとしてEMMA’s HOTDOGを出店させていただきました。計画そのものに携わらせていただいていたため、完成時は感無量でした。以前と風景が一変し、素晴らしいランドスケープが誕生し感動しました。これまでになかった、リゾートタウン蓼科内でゆっくりと自然と共に時間を過ごすことができる場所だと思います。さまざまな植物に囲まれ、年間を通して季節と共に移りゆく自然の風景が楽しみです。
Q:TENOHAの利用状況および今後に期待することなど
茅野の地元企業yasoとして、地域資源を最大限活用された施設が新たに誕生したことを嬉しく思います。
ホットドッグ店を運営している中で、「こんな場所あったんだ!」「またゆっくり来たい!」などさまざまな喜びの言葉をいただくことも多いです。子供が楽しそうに走り回り、ベンチに腰掛けのんびり過ごす時間を見ているのは至福です。地域を巻き込み、いろいろな人、素材、環境が活躍できるプラットフォームとして期待しております。
街と離れた山林に囲まれた場所だからこそできることがたくさんあると思います。人々が求める自然とのつながりを感じられる場所になってほしいです。
地域創生係 係長
Q:あなたとTENOHAの関り、そしてお感じになられてることなどを教えてください
当市は、東急不動産様ほか2社を含めた4者で「地域循環共生圏に関する包括連携協定」を締結しています。
この包括連携協定は、それぞれが保有する知的・人的資源を有効に活用し、相互の連携を強化することで、地域循環共生圏(持続可能な循環共生型の脱炭素社会)を創ることを目的としています。「TENOHA蓼科」は、その取組を具現化できる場所であると考えています。
また、茅野市内には約10,000戸の別荘がありますが、「TENOHA蓼科」は複数ある別荘地のうち、東急リゾートタウン蓼科内にオープンしていただき、市内の別荘の魅力(ブランド力)が更に高まると思いました。
Q:TENOHAの利用状況および今後に期待することなど
「TENOHA蓼科」は、2024年7月にオープンしていただき、稼働して間もないですが、別荘に滞在されている方以外にも地元の市民にも開かれた施設として、多くの方に利用される施設であってほしいと思います。
そして、当市の第6次茅野市総合計画では、目指すまちの将来像を「たくましく やさしい しなやかな交流拠点CHINO」として、「交流」をキーワードとしたまちづくりを進めています。「TENOHA蓼科」を軸として、「地域循環共生圏に関する包括連携協定」に基づく取組の充実のほか、市民や別荘に滞在している方、観光やビジネスで訪れた方が交流し、交流をきっかけとした茅野市の資源の掘り起こしや、価値の再発見を通じて、新たなまちの魅力づくりやこの地域における課題解決につながればと思います。
TENOHA東松山
農業と再生可能エネルギーを組み合わせて社会課題の解決に取り組む実証実験プラットフォーム「リエネソーラーファーム東松山」内にオープン。地域課題である農家の貢献者問題に取り組む基地として機能するだけでなく、その収穫作物を活用したサステナブルなカフェも運営し、地域の人たちとのつながりを大事にしています。
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春日部市役所
環境担当部長前原 ゆい子 様Q:TENOHAを視察されていかがでしたか?
埼玉県内の営農型太陽光発電施設と地域共生の優良事例として、視察させていただきました。
平日のお昼で、アクセスも良好とは言えない場所にもかかわらず、地元の人や地域外から多くの人が集まり賑わっていることにとても驚きました。地域共生施設の概念を覆すようなおしゃれな内装で、提供される食事も地元の野菜を使いながらとても華やかで美味しく、東急不動産という会社がこれまで多くの不動産事業や観光事業で培われてきたセンスに圧倒されました。公共ではこうはできません。多くの知見を有する民間企業が本気で地域共生に取り組むと、こうした地域からも受け入れられる持続可能な形が実現できるのだと感じました。Q:TENOHAに期待することなど
ああいった施設が我が市にもあれば、再エネと地域がwin-winの関係で共生する未来的なビジョンが 描けるだろうなと思います。TENOHAは、「ただ再エネを作るだけでなく、それを地域や農業にも還元する」 という、大局的に日本の未来を明るくする素晴らしい取組です。再生可能エネルギーと農業、地域共生の 可能性を広げる取り組みとして、拠点やつながりを広げつつ、東急不動産という会社ならではのさらなる 新たな取組が生まれることを期待しています。
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ふみさん農園関根 文男 様
Q:営農型太陽光発電をやることにより農家の立場として良かったと思うことは?
パネルは3メートルほどの高さがあって斜めに設置されているため、農作物への日差しは十分あって、米の場合は収穫量にほとんど影響しません。下で米が作れて上でエネルギーをつくる最先端の取組に参加できていることは素晴らしく、これが上手くいき農業に興味を持つ人が増えれば後継者問題の解決にも繋がると期待しています。
Q:発電事業者に期待していることや要望はありますか?
作業性の高い設計にしてほしい。一反あたり年間の地代に加えて、収穫した米を全て買い取る等の制度を導入すれば参入農家が増えると思います。農協のような立場となり、肥料等を安く提供してくれるシステムが構築されれば大変ありがたい。
Q:営農型太陽光発電による農業はいかがですか?
いまはまだ手探りしている最中なので、実証実験的にさまざまな作物をつくっています。
これからますます平均気温が上がっていくことが予想されることを鑑みても、ソーラーパネルで人工的な木陰をつくりながら行なう農業には、大きな可能性を感じています。
また、せっかく支柱と張りがあるのでうまくこれらを使って農業の簡略化をできればと考えています。
(例:スプリンクラーの設置、寒気のビニールハウス化、トマト栽培時の雨除け、レールなどを設置して収穫物などの運搬など)